1. HOME
  2. 技術コラム
  3. 加工について
  4. 鋳物・ダイカストの切削・追加工

ARTICLE

技術コラム

加工について

鋳物・ダイカストの切削・追加工

『BANTECの鋳物・ダイキャストの切削・追加工』

鋳物は、溶けた金属を型に流し込み、冷やして固めることによって製造されます。鋳物の製品は寸法精度が比較的粗いため、仕上げのために切削加工や追加工が必要な場合が多いです。

バンテックでは鋳物品の切削加工および精度出し加工を得意としています。鋳物材料を理解しているからこそリスクが高い2次加工に対応が可能となっています。

『ダイキャスト 砂型 ロストワックス品の切削、追加加工ならバンテックにお任せください。』


『BANTECの加工事例』

①マグネシウムの鋳物の精度出し

マグネシウムの鋳物の精度出しを行いました。
写真では全く分かりませんが内径のネジ切りもマシニングで加工しております。
発火性がある為、細心の注意を払って加工しております。

②アルミ鋳造品の精度出し

アルミ鋳物の精度出しマシニング加工品です。金型で製作された鋳物品への追加工となります。ダイキャスト、ロストワックス、砂型品の精度出し加工は弊社にお任せください。

 

『鋳物追加工・精度出し加工の内容』

切削加工

  • フライス加工:表面を平滑にするための加工で、平面や溝を作ります。平行度、平面度を達成いたします。
  • 旋盤加工:回転させながら工具で切削する方法で、円筒形の部品に使います。同軸度を向上させます。
  • ボーリング加工:既存の穴を大きくしたり、正確な直径に仕上げる作業です。嵌めあい公差を達成します。

追加工の例

  • ねじ加工:ねじ山を削り出してネジを付ける作業。タップ後にねじゲージにて検査
  • 穴あけ:鋳造時に穴を作らなかった場合、後からドリルで穴を開ける。栓ゲージにて精度確認

『ダイカスト品の・精度出し加工の内容』

ダイカストは高圧で溶けた金属を金型に押し込んで製品を成形する方法です。ダイカストの寸法精度は鋳物よりも高いですが、やはり追加工が必要な場合があります。

切削加工

  • 面取り加工:角を丸めることで、製品の強度を高めたり、手触りを良くする。
  • タッピング加工:ねじを立てるための加工。タップ後にねじゲージにて検査
  • リーマ加工:穴の内径を精密に仕上げる作業。栓ゲージにて精度確認

追加工

  • トリミング:ダイカスト製品にはランナーやスプルーと呼ばれる余分な部分が残ることがあり、これを取り除くためにトリミングが行われます。

鋳物とダイカストはどちらも機械部品として広く利用されており、最終的な用途に応じて必要な切削や追加工が行われます。これらの加工には高い精度と専門知識が必要です。

鋳造品の追加工はバンテックにご相談下さい

バンテックはマシニングセンタを用いた切削加工による追加工の豊富な経験・実績があります。お客様の要望に応じて、さまざまな追加工が可能です。また、他社で断わられた難加工も弊社では加工できた多数の事例もあります。強度、巣穴などの問題を抱えておる鋳造材料の追加工はバンテックにご相談ください。
お問い合わせ

関連記事